「静かな部屋に入ると、耳の奥でキーンという音が鳴っている」
「病院で検査しても異常なしと言われたけど、辛い…」
「このまま一生付き合っていくしかないのかな…」
そんなお悩みでご相談に来られる方が増えています。
耳鳴りは見た目ではわかりませんが、睡眠不足やイライラを引き起こし、心身に大きな負担となります。
■ 西洋医学と漢方の違い
西洋医学では、耳鳴りの原因として加齢による聴力低下や内耳の血流障害が指摘されますが、
「原因不明」「加齢だから仕方ない」と言われることも少なくありません。
一方、漢方では耳鳴りを体全体のバランスの乱れのサインと捉えます。
耳鳴りの背景にある体質を整えることで、少しずつ「音が気にならない状態」を目指します。
■ 漢方で考える耳鳴りのタイプ
耳鳴りの症状や体質は人それぞれ異なります。
漢方では大きく次のようなタイプに分けて考えます。
🪷 腎虚(じんきょ)タイプ
- 年齢とともに「腎」の力が弱り、耳の働きが低下
- 症状:高い音の耳鳴り、難聴、腰や膝のだるさ
- おすすめ漢方:六味地黄丸(ろくみじおうがん)、八味地黄丸(はちみじおうがん)
🔥 肝火上炎(かんかじょうえん)タイプ
- ストレスや怒りが溜まり、気が上に昇る
- 症状:耳鳴りが急に大きくなる、頭痛・めまい・イライラ
- おすすめ漢方:柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)
💧 痰湿(たんしつ)タイプ
- 体に余分な水分が溜まり、耳の内圧異常を起こす
- 症状:低い音の耳鳴り、耳閉感、めまい
- おすすめ漢方:苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)、半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
■ 耳鳴りにお悩みならお気軽に
耳鳴りが軽いうちからのケアが大切です。
気になり始めたら、早めの体質改善をおすすめします。
■ まとめ 〜耳鳴りは「年のせい」とあきらめない〜
「もう年だから仕方ない」と思われがちな耳鳴りですが、体質に合った漢方薬を用いることで、日常生活の質を大きく向上させることが可能です。
気になる症状があれば、ぜひ一度漢方薬局にご相談ください。
一人ひとりの体質や生活に合わせたオーダーメイドのご提案をいたします。
■ おわりに(相談のご案内)
耳鳴りは体質と深く関わっているため、
🔸 舌や脈、腹診、問診でじっくり体質を見極め
🔸 あなたに合った漢方薬や養生法をご提案しています。
「年齢のせいだから仕方ない…」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
体の内側から整えることで、静けさを取り戻すお手伝いをいたします。
夜久漢方薬局・夜久鍼灸院では東洋医学の視点からあなたに合った漢方薬、鍼灸治療を提案し身体の状態を調えお悩みの不調を改善へ導きます。耳鳴りの症状でお困りの方は、漢方専門の夜久漢方薬局へご相談ください。食養生も併せてご提案しています。
夜久漢方薬局は完全予約制となっております。ご来局の際はご予約をお願い致します。
予約電話番号:079-677-0056 予約可能時間:9時~19時(日曜・祝祭日は休業)
夜久漢方薬局公式ラインからでもご予約可能です。以下QRコードをラインアプリでスキャンして頂ければ友達追加できます。

夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也