男性更年期が増えています
―「やる気が出ない」「朝がつらい」は腎からのサインかもしれません―
最近、
- やる気が出ない
- 朝起きるのがとにかくしんどい
- 仕事に身が入らない
- 疲れが抜けない
といった相談が、40〜60代の男性からとても増えています。
検査では「異常なし」。
それでも体は明らかに以前と違う。
この状態、いわゆる男性更年期の入り口であることも少なくありません。
男性更年期を東洋医学でみると「腎」
東洋医学では、男性更年期の不調を
★「腎の弱り」
として捉えます。
腎は
- 生命エネルギーの貯蔵庫
- 成長・老化を司る
- 気力・持久力・集中力の源
年齢、過労、睡眠不足、ストレスが重なると、
この腎が少しずつ消耗していきます。
ここが大切|男性更年期は「体質」で全く違う
男性更年期の不調は、
同じ「やる気が出ない」でも体質が違えば対処も違います。
ここが漢方の一番の強みです。
① 腎虚タイプ(基本・王道)
特徴
- 朝がとにかく弱い
- 疲れが抜けない
- 腰や膝がだるい
- 耳鳴り・頻尿
- 年齢とともに一気に不調が出てきた
★ エネルギーそのものが不足しているタイプ
合いやすい漢方薬
- 八味地黄丸
- 牛車腎気丸
▶「腎を補い、体の土台を立て直す」処方
男性更年期では最も多いタイプです。
② 腎虚+冷えタイプ(疲れているのに冷える)
特徴
- 足腰・下半身が冷える
- トイレが近い
- 夜中に目が覚める
- 元気が出ないのに寒がり
★腎の弱り+冷えが強いタイプ
合いやすい漢方薬
- 八味地黄丸
- 牛車腎気丸(特に冷えが強い方)
▶ 下半身を温めながら、腎を補う
「冷え+無気力」の方に多いです。
③ 腎虚+ストレスタイプ(イライラ・不安が強い)
特徴
- やる気が出ないが、気持ちは落ち着かない
- イライラ・不安感
- 寝つきが悪い
- 仕事のプレッシャーが強い
★ 腎の弱りに、肝(ストレス)が重なったタイプ
合いやすい漢方薬
- 八味地黄丸+抑肝散系
- 柴胡剤を含む処方
▶ 腎を補いながら、神経の高ぶりを鎮める
「真面目で頑張りすぎる方」に多いです。
④ 腎虚+胃腸虚弱タイプ(疲れると食欲も落ちる)
特徴
- 疲れると食欲が落ちる
- 胃がもたれやすい
- 下痢・軟便気味
- 元気が出ない
★ 腎と同時に胃腸(脾)も弱っているタイプ
合いやすい漢方薬
- 補中益気湯
- 六君子湯系+腎を補う処方
▶ まずはエネルギーを作る力を回復させる
「体力が落ちている方」に多いです。
⑤ 腎虚+不眠タイプ(寝ても回復しない)
特徴
- 寝つきが悪い
- 夜中・早朝に目が覚める
- 夢が多い
- 寝ても疲れが取れない
★腎の回復時間(夜)がうまく使えていないタイプ
合いやすい漢方薬
- 酸棗仁湯系
- 腎を補いながら睡眠を整える処方
▶ 睡眠の質を上げることで、日中の回復力を高めます。
養生も一緒にやると効果が出やすい
◎ 睡眠は最優先
腎は「夜」に回復します。
できれば 23時までに就寝。
◎ 腰・お腹・足首を冷やさない
腎の通り道。
湯船に浸かるだけでも違います。
◎ 腎が喜ぶ食材
- 黒豆
- 黒ごま
- くるみ
- 山芋
- きくらげ
- 海藻類
男性更年期は「気合」では乗り切れません
男性更年期の不調は、
気持ちの弱さでも、甘えでもありません。
体の土台である「腎」が弱っている状態で、
無理に頑張るほど、回復は遠のきます。
体質を見極め、
合った漢方で腎を立て直す。
それが、これからの人生を楽にする近道です。
「これ、自分に当てはまるかも…」
そう感じた方は、早めのケアがおすすめです。
いつでもご相談ください。
夜久漢方薬局・夜久鍼灸院では東洋医学の視点からあなたに合った漢方薬、鍼灸治療を提案し身体の状態を調えお悩みの不調を改善へ導きます。漢方専門の夜久漢方薬局へご相談ください。食養生も併せてご提案しています。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
