「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「寝ても疲れが取れない」
こうした睡眠の悩みは、生活リズムやストレスだけでなく、栄養素の不足が関係していることがあります。
今回は、睡眠の“質”を底上げするビタミンを中心に、漢方的な考え方も交えて解説します。
① ビタミンB群|神経とリズムを整える土台
とくに重要:ビタミンB6・B12
- B6:セロトニンやメラトニン合成に関与
- B12:体内時計(概日リズム)の調整に関与
不足すると…
- 寝つきが悪い
- 夢が多い・眠りが浅い
- イライラ、不安感
多く含む食材
- バナナ、まぐろ、かつお
- 鶏むね肉、玄米、納豆
🔸 漢方的視点
B群不足は「血虚」「心血不足」に近い状態。
考えすぎ・不安が強い人ほど消耗しやすい栄養素です。

② ビタミンD|眠りのスイッチを入れる
近年、ビタミンDと睡眠の関連が注目されています。
- メラトニン分泌の調整に関与
- 睡眠時間・睡眠効率の低下と関連する報告あり
不足しやすい人
- 日光を浴びる時間が少ない
- デスクワーク中心
- 高齢者
多く含む食材
- 鮭、サバ、イワシ
- きのこ類(干ししいたけ)
🔸 漢方的視点
「陽気不足」「腎陽虚」に近い状態。
朝起きられない・冬に不調が強い人は要注意。

③ ビタミンC|ストレス性不眠のサポート役
ビタミンCは【副腎ホルモン(コルチゾール)】の合成に関与し、ストレスへの耐性を高めます。
不足すると…
- 緊張が抜けない
- 寝る直前まで頭が冴える
- 夜中に目が覚めやすい
多く含む食材
- キウイ、柑橘類
- パプリカ、ブロッコリー
🔸 漢方的視点
「肝気鬱結」「気滞タイプ」。
ストレスで眠れない人には必須の栄養素。

④ ビタミンE|血流改善で深い眠りへ
ビタミンEは末梢血流を改善し、冷えによる中途覚醒を防ぎます。
こんな人に
- 手足が冷えて眠れない
- 夜中に何度も目が覚める
- 更年期世代
多く含む食材
- ナッツ類、アボカド
- かぼちゃ、植物油
🔸 漢方的視点
「瘀血」「血行不良タイプ」。
当帰芍薬散・桂枝茯苓丸タイプの方と相性が良い。

⑤ ミネラルも忘れてはいけない
※ビタミンではありませんが、睡眠に重要なので補足します。
- マグネシウム:神経の興奮を鎮める
- 亜鉛:メラトニン合成に関与
ナッツ、海藻、豆類を意識しましょう。

睡眠のための栄養の取り方|実践ポイント
✔ 寝る直前より夕食で摂る
✔ 単品よりバランス重視
✔ 胃腸が弱い人はサプリより食事+漢方で調整
まとめ
睡眠の質を上げるために重要なのは「メラトニンを作る・乱さない・深める」栄養環境です。
- 神経を整える:ビタミンB群
- 体内時計:ビタミンD
- ストレス対策:ビタミンC
- 血流改善:ビタミンE
不眠は「夜だけの問題」ではなく、日中の過ごし方・栄養・体質の積み重ねで決まります。
睡眠でお悩みの方は、体質(気・血・水・陰陽)を踏まえた漢方相談もおすすめです。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
