夜久漢方薬局

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睡眠の質を上げる果物~漢方薬剤師の視点で選ぶ【夜にやさしいフルーツ】 ~

「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「朝スッキリしない」
こうした睡眠の悩みは、生活リズムだけでなく食事内容も深く関係しています。
今回は、睡眠の質を高める果物を、西洋栄養学+東洋医学(漢方)の視点から解説します。


なぜ果物が睡眠に関係するのか?

果物には、睡眠と関係の深い成分が含まれています。

  • メラトニン:体内時計を整えるホルモン
  • トリプトファン:メラトニンの材料
  • マグネシウム・カリウム:神経の興奮を鎮める
  • ポリフェノール:自律神経・抗酸化サポート

また、漢方では

「夜は【血】と【陰】を養う時間」
と考え、潤い・鎮静・緊張緩和を助ける食材が重要とされます。


睡眠の質を高めるおすすめ果物

① キウイフルーツ(特にグリーン)

エビデンスが比較的しっかりしている果物

  • メラトニン、セロトニン前駆体を含む
  • 抗酸化作用が強く、睡眠効率の改善が報告されている
  • 寝る1時間前に1~2個

漢方的視点
→ 清熱・滋陰。考えすぎて眠れないタイプに◎


② バナナ

  • トリプトファン+ビタミンB6が豊富
  • マグネシウムが筋肉の緊張を緩める
  • 夜間のこむら返り予防にも

注意点
→ 冷えやすい人は常温で、量は半分~1本まで


③ さくらんぼ

  • 天然のメラトニンを含む果物として有名
  • 時差ぼけ・睡眠リズム調整に研究あり

漢方的視点
→ 血を補い、心を落ち着かせる
→ 夢を多く見る・眠りが浅い方に


④ りんご

  • 直接的な睡眠ホルモンは少ない
  • ペクチンによる腸内環境改善 → 自律神経安定

漢方的視点
→ 胃腸を整え、気の巡りを良くする
→ ストレス性不眠の土台作りに


⑤ パイナップル(少量)

  • メラトニン生成を促す報告あり
  • 消化を助け、夕食後の重だるさを軽減

注意
→ 冷え・胃弱の方は摂りすぎ注意


おすすめの組み合わせ(夜向け)

  • キウイ+ヨーグルト
     → 腸+睡眠ホルモンのダブルサポート
  • バナナ+ナッツ少量
     → マグネシウム補給で神経を鎮める
  • りんごの温コンポート
     → 冷えやすい方・胃腸虚弱に◎

逆に、夜に控えたい果物

  • 柑橘類(オレンジ・グレープフルーツ)
     → 交感神経刺激・胃酸分泌
  • 冷たいフルーツの大量摂取
     → 漢方的に「脾」を弱らせ眠りが浅くなる

まとめ

睡眠の質を上げるために大切なのは、
「何を食べるか」より「いつ・どの体質で食べるか」

果物は薬ではありませんが、
✔ 自律神経
✔ ホルモンリズム
✔ 腸内環境
をやさしく整える【養生】として、とても有効です。

「果物を食べているのに眠れない」
「逆に悪化する気がする」
そんな場合は、【体質(気・血・水/陰陽)】が関係していることも多く、漢方的な視点が役立ちます。

睡眠でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
体質に合わせた食事・漢方・生活養生まで含めてご提案いたします。

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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也

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