「突然ドキドキする」「安静にしていても脈が気になる」「病院では異常がないと言われたけれど不安が残る」
このようなご相談は、漢方相談の現場でも少なくありません。
動悸は一つの原因だけで起こるとは限らず、体質・生活習慣・自律神経・ホルモン変化などが重なって現れることが多い症状です。
ここでは、**原因別に“日常でできる養生”と“食養生”**を整理します。
動悸の主な原因とタイプ
① 自律神経の乱れによる動悸
一般的な見解
ストレス・不安・過労・睡眠不足などにより交感神経が優位になると、心拍が上がり動悸を感じやすくなります。更年期前後にも多いタイプです。
養生ポイント
- 深呼吸(4秒吸って6秒吐く)を1日数回
- 寝る前のスマホ・カフェインを控える
- 首・お腹・足首を冷やさない
食養生
- 温かい食事を基本に
- 白米+味噌汁+煮物など消化のよい和食
- 小松菜、ほうれん草、黒ごま、なつめ
- 刺激物(辛い物・アルコール・コーヒー)は控えめに
② 血の不足(血虚)タイプの動悸
一般的な見解
慢性的な疲労、睡眠不足、食事量不足、月経の影響などで“血”が不足すると、心が十分に養われず動悸が起こりやすくなります。
養生ポイント
- 無理なダイエットを避ける
- 夜更かしを控え、睡眠時間を確保
- 目や頭を使いすぎない
食養生
- レバー、赤身肉、卵
- 黒豆、黒きくらげ、プルーン
- 鶏肉と根菜の煮込み
※鉄分だけでなく「しっかり食べる」ことが大切です。
③ 水分代謝の乱れ(痰湿)タイプの動悸
一般的な見解
体に余分な水分がたまりやすい体質では、胸のつかえ感やめまい、動悸を伴うことがあります。雨の日や湿度の高い時期に悪化しやすい傾向も。
養生ポイント
- 冷たい飲み物を控える
- 食べ過ぎ・甘い物を減らす
- 軽い散歩や体操で巡りを促す
食養生
- はとむぎ、とうもろこし
- 大根、冬瓜、生姜
- 揚げ物・乳製品・甘いお菓子は控えめに
④ 冷えが関与する動悸
一般的な見解
体の冷えにより血流が低下すると、心臓が余計に頑張ろうとして動悸を感じることがあります。
養生ポイント
- 腹巻き・靴下で体幹を温める
- 冷房の風を直接受けない
- 湯船に浸かる習慣を
食養生
- 生姜、ねぎ、シナモン
- 味噌汁、スープ、鍋料理
- 冷たい果物・アイスは控えめに
まとめ
動悸は「心臓だけの問題」と思われがちですが、
自律神経・血・水分・冷え・生活習慣など、体全体のバランスが深く関わっています。
- 病院で異常がないと言われてもつらい
- 原因が分からず不安が続く
- 食事や生活を見直したい
そのような方は、体質を丁寧に見極めたうえでの養生が大切です。
無理をせず、「今の体に合った整え方」を一緒に考えていきましょう。
※動悸が強い、胸痛・息切れ・失神を伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
