「布団に入ってもなかなか眠れない」
「夜中に何度も目が覚めてしまう」
「朝早く目が覚めて、その後眠れない」
睡眠の悩みは一つではなく、タイプごとに原因と対策が異なります。
ここでは、漢方薬剤師の視点から、
①入眠困難/②中途覚醒/③早朝覚醒
それぞれについて、日常でできる養生と食養生を整理します。
① 入眠困難(寝つきが悪いタイプ)
考えられる原因
- ストレス・緊張による自律神経の高ぶり
- 考えごとが止まらない
- スマホ・カフェインなどによる脳の興奮
東洋医学では、
👉「気」が巡らず、心(しん)が落ち着いていない状態と考えます。
養生のポイント
- 寝る1時間前からスマホ・PCを見ない
- 照明はやや暗めに
- ぬるめのお風呂でリラックス
- 「早く寝なければ」と考えすぎない
食養生
おすすめ食材
- 白米・おかゆ
- なつめ
- 百合根
- はちみつ(少量)
控えたいもの
- コーヒー・緑茶(夕方以降)
- アルコール
- 甘いお菓子の食べすぎ
👉 夜は「鎮める・温める」が基本です。
② 中途覚醒(夜中に目が覚めるタイプ)
考えられる原因
- 血・エネルギー不足
- 加齢や更年期
- 寝汗・動悸・不安感を伴うことも
東洋医学では、
👉「血(けつ)」や「陰(いん)」が不足し、眠りを支える力が弱い状態。
養生のポイント
- 夜更かしをしない
- 入浴はシャワーだけで済まさない
- 寝室の乾燥を防ぐ
- 寝る前の深呼吸・軽いストレッチ
食養生
おすすめ食材
- 黒ごま
- くるみ
- 山芋
- 小松菜・ほうれん草
- 卵
控えたいもの
- 夜遅い食事
- 冷たい飲み物
- 脂っこい食事
👉 「補う」「潤す」食事を意識しましょう。
③ 早朝覚醒(朝早く目が覚めるタイプ)
考えられる原因
- 年齢による体力低下
- 不安感・気力低下
- 冷え・ホルモンバランスの変化
東洋医学では、
👉「腎(じん)」の弱りが関与することが多いと考えます。
養生のポイント
- 夜は早めに布団に入る
- 腰・お腹・足首を冷やさない
- 朝日を浴びすぎない(目が覚めすぎる場合)
食養生
おすすめ食材
- 黒豆
- 黒きくらげ
- 山芋
- 牡蠣
- 味噌汁・スープ類
控えたいもの
- 冷たい飲食
- 生野菜中心の食事
- 夜の飲酒習慣
👉 「冷やさない」「土台を支える」ことが大切です。
まとめ
睡眠トラブルは、
「眠れない=同じ原因」ではありません。
- 寝つけない → 興奮・緊張を鎮める
- 途中で起きる → 血・潤いを補う
- 早く目が覚める → 冷え・体力を養う
ご自身のタイプを見極め、
養生+食養生を少しずつ整えることが、
薬に頼りすぎない睡眠改善への第一歩です。
「どのタイプか分からない」「複数当てはまる」
そんな方は、体質を含めた個別相談がおすすめです。
無理をせず、眠れる体づくりを一緒に考えていきましょう。
夜久薬局では、
体質・生活習慣を踏まえた漢方相談を行っています。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
