「季節の変わり目になると咳が出る」
「夜や明け方に息苦しくなる」
「薬を使っているけれど、体調に波がある」
このような喘息のお悩みは、漢方相談の現場でもとても多く聞かれます。
喘息は、気道の炎症・過敏性が背景にありますが、
漢方ではそれを
✔ 体質
✔ 生活習慣
✔ 食事
✔ 季節・環境
といった「全体のバランス」から捉えます。
ここでは、喘息をタイプ別に分けて
日常でできる「養生」と「食養生」を整理します。
喘息の主なタイプと考え方
① 乾燥タイプ(肺の潤い不足)
特徴
- 乾いた咳が続く
- 痰が少ない、または切れにくい
- 夜・明け方に悪化しやすい
- のどや口が乾きやすい
漢方的な考え方
肺は「潤い」を好み、乾燥に弱い臓腑です。
加齢・エアコン・風邪後などで肺の潤いが不足すると、咳や喘鳴が起こりやすくなります。
養生ポイント
- エアコンの風を直接当てない
- のどを乾燥させない(マスク・加湿)
- 夜更かしを避け、睡眠をしっかり取る
食養生
- 白きくらげ
- れんこん
- 梨(冷えやすい方は加熱)
- はちみつ
- 豆乳
👉 「潤すこと」が最優先
② 痰が多い・ゴロゴロタイプ(湿・痰タイプ)
特徴
- 痰が多く、咳が絡む
- のどや胸が重たい感じ
- 食後や朝に悪化しやすい
- 胃腸が弱い、むくみやすい
漢方的な考え方
胃腸の働きが弱ると、体に「湿(余分な水分)」がたまり、
それが痰となって肺に影響します。
養生ポイント
- 冷たい飲食を控える
- よく噛んで食べる
- 食べすぎない(特に夜)
食養生
- 大根
- 生姜
- ねぎ
- はとむぎ
- みかんの皮(陳皮)
👉 「胃腸を整えること」が咳の改善につながる
③ 冷えタイプ(寒さで悪化)
特徴
- 冷えると咳が出る
- 冬・雨の日に悪化
- 温めると楽になる
- 体力が落ちると症状が出やすい
漢方的な考え方
体を温める力(陽気)が不足すると、
肺の働きも弱くなり、外からの刺激に敏感になります。
養生ポイント
- 首・背中・お腹を冷やさない
- シャワーだけで済ませず湯船に浸かる
- 冷たい飲み物を控える
食養生
- 生姜
- ねぎ
- シナモン
- 鶏肉
- 味噌汁
👉 「温める+補う」が大切
④ ストレス・緊張タイプ
特徴
- 緊張すると息苦しくなる
- 発作が不安と連動する
- 胸が詰まる感じ
- 動悸・不安感を伴うことも
漢方的な考え方
ストレスは「気」の流れを滞らせ、
呼吸が浅くなり、発作を誘発します。
養生ポイント
- 深呼吸を意識する
- 寝る前のスマホを控える
- 予定を詰めすぎない
食養生
- 香味野菜(しそ、三つ葉)
- 柑橘類
- ジャスミン茶
- 黒豆
👉 「整える」「ゆるめる」ことが呼吸を助ける
最後に
喘息は
「薬だけ」
「気管支だけ」
で考えると、なかなか安定しないこともあります。
✔ 体質
✔ 生活リズム
✔ 食事
✔ 季節との付き合い方
これらを整えることで、
発作が出にくい体づくりを目指すことができます。
症状や体質は人それぞれ異なります。
「自分はどのタイプか分からない」
「複数当てはまる気がする」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
夜久薬局では、
お一人おひとりの体質に合わせた養生・食養生・漢方のご提案を行っています。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
