「胸が焼けるように熱い」
「喉まで酸っぱいものが上がってくる」
「胃の不快感がずっと続く」
このような症状でお悩みの方はとても多いです。
西洋医学では、胃酸の逆流によって食道に炎症が起きる状態を
逆流性食道炎 と呼びます。
ですが、漢方では「なぜ逆流が起きているのか」を体質から考えます。
今回は、原因別に整理してみましょう。
① ストレス・緊張タイプ(肝気上逆)
特徴
- イライラしやすい
- ゲップが多い
- 食後に悪化
- 喉のつかえ感
ストレスにより「気」が上にのぼり、胃の働きが乱れます。
胃は本来“下に下げる”臓器ですが、上に逆流してしまう状態です。
🌿 養生
- 早食いをやめる(最低20回噛む)
- 食後すぐ横にならない
- 深呼吸を習慣に
- 夜のスマホを控える
🍽 食養生
- 香りのよい野菜(しそ・三つ葉・春菊)
- 温かい汁物
- 柑橘類を少量
❌ 避けたいもの
辛いもの・アルコール・コーヒーの過剰摂取
② 胃熱タイプ(食べすぎ・脂っこい食事)
特徴
- 胸やけが強い
- 口が苦い
- 便秘気味
- 赤ら顔
脂っこい食事や暴飲暴食で胃に“熱”がこもる状態。
🌿 養生
- 夜は腹八分
- 夕食は寝る3時間前まで
- 揚げ物は控えめに
🍽 食養生
- 大根
- きゅうり
- トマト
- 豆腐
- 緑茶(薄め)
❌ 避けたいもの
揚げ物・焼肉・ラーメン・スナック菓子
③ 胃虚弱タイプ(胃の力不足)
特徴
- 少食
- 疲れやすい
- 冷えやすい
- 軟便傾向
胃の動きそのものが弱く、消化がうまくいかないタイプ。
🌿 養生
- 冷たい飲み物を控える
- よく噛む
- 少量を回数分けて食べる
🍽 食養生
- おかゆ
- 山芋
- かぼちゃ
- 鶏肉
- 生姜少量
❌ 避けたいもの
アイス・冷たいビール・生野菜の大量摂取
④ 冷えタイプ(胃寒)
特徴
- 温かいものを飲むと楽
- 冷えると悪化
- お腹が冷たい
胃が冷えて動きが低下し、逆流しやすい状態。
🌿 養生
- 腹巻き
- 湯船につかる
- 夜更かしをやめる
🍽 食養生
- 生姜
- ねぎ
- 味噌汁
- 鶏スープ
共通して大切なこと
✔ 食べ過ぎない
✔ 食後すぐ横にならない
✔ 体を冷やさない
✔ 夜更かしをしない
薬だけに頼るのではなく、
“胃を下げる力”を整えることが本質です。
まとめ
逆流性食道炎は、
「胃酸が多いだけ」でも
「年齢のせい」でもありません。
体からの
「少し食べ方を見直して」
「少し休んで」
というサイン
と捉えてみてください。
養生や食事を少しずつ整えることで、
胃の不快感や胸やけが、ゆっくり落ち着いていく方は少なくありません。
「自分はどのタイプなのか分からない」
「薬を飲んでいるのに繰り返す」
「何を食べたら良いのか迷ってしまう」
そのような場合は、
体質を丁寧にみながら整えていく方法もあります。
無理をせず、
どうぞ一人で抱え込まず、
お気軽にご相談ください。
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気になる方は、お気軽にご相談ください。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
