夜久漢方薬局

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花粉症でお困りの方へ~原因別に考える「養生」と「食養生」~

「くしゃみが止まらない」
「鼻水が次々と出てくる」
「目のかゆみで集中できない」

春先になると、このような症状で悩まれる方が増えてきます。

花粉症は、検査では「アレルギー」と説明されることが多いですが、
症状の強さや出方には 体質や生活習慣 が大きく関係していることも少なくありません。

東洋医学では、花粉症を
“鼻だけの問題ではなく、体全体のバランスの乱れ” と考えます。

今回は、原因タイプ別に

🌿 養生
🍽 食養生
💊 よく用いる漢方薬

を整理してみます。


花粉症の主なタイプ

① ストレス型(肝気鬱結タイプ)

特徴

・ストレスが多い
・イライラしやすい
・肩こりや首こりが強い
・症状が日によって変わる
・目のかゆみが強い

東洋医学的な考え方

強いストレスが続くと、
東洋医学でいう 「肝の気」の巡り が滞ります。

気の巡りが乱れると
鼻や目の粘膜の反応が過敏になり、
花粉症の症状が強く出やすくなります。

🌿 養生

・深呼吸を意識する
・長時間のスマホやPCを控える
・軽い運動や散歩をする
・睡眠時間を確保する

🍽 食養生

・柑橘類(食べ過ぎない程度)
・セロリ
・春菊
・三つ葉
・香味野菜

💊 よく用いる漢方

・加味逍遙散
・四逆散
・抑肝散


② 免疫低下型(気虚タイプ)

特徴

・風邪をひきやすい
・疲れやすい
・くしゃみが止まらない
・透明な鼻水が多い
・花粉症の期間が長い

東洋医学的な考え方

東洋医学では
「肺」と「脾(胃腸)」が弱ると外邪に弱くなる
と考えます。

免疫のバリア機能(衛気)が弱いと、
花粉に過敏に反応しやすくなります。

🌿 養生

・睡眠をしっかりとる
・冷たい物を控える
・過労を避ける
・朝食を抜かない

🍽 食養生

・山芋
・かぼちゃ
・鶏肉
・なつめ
・米

💊 よく用いる漢方

・玉屏風散
・補中益気湯
・十全大補湯


③ 炎症型(肺熱タイプ)

特徴

・目のかゆみが強い
・鼻づまりが強い
・黄色い鼻水
・顔がほてる
・喉が乾く

東洋医学的な考え方

体の中に 熱(炎症) が強くなると、
粘膜の炎症反応が強くなります。

脂っこい食事やアルコール、
睡眠不足などで悪化しやすいタイプです。

🌿 養生

・アルコールを控える
・揚げ物を減らす
・睡眠をしっかりとる
・ストレスをためない

🍽 食養生

・菊花
・ミント
・緑茶
・トマト
・きゅうり

💊 よく用いる漢方

・辛夷清肺湯
・荊芥連翹湯
・黄連解毒湯


④ 水分代謝型(水滞タイプ)

特徴

・鼻水が大量に出る
・雨の日に悪化
・むくみやすい
・体が重い
・頭が重い

東洋医学的な考え方

体の中に余分な水分がたまると
鼻水や鼻づまりが出やすくなる と考えます。

特に

・甘い物
・冷たい飲み物
・運動不足

などで悪化しやすいタイプです。

🌿 養生

・冷たい飲み物を控える
・甘い物を減らす
・軽い運動を習慣化する
・体を温める

🍽 食養生

・はとむぎ
・小豆
・とうもろこし
・大根

💊 よく用いる漢方

・小青竜湯
・苓甘姜味辛夏仁湯
・五苓散


🌿 漢方的な大切な考え方

・花粉症=花粉だけが原因ではない
・体質や生活習慣が大きく関係する
・胃腸、免疫、ストレスなども影響する

また、

「毎年ひどくなる」
「薬が効きにくい」

という方は、
体質に合った対策ができていないこと もあります。

花粉症は、
体からの “少し休んでください”というサイン
かもしれません。

体の内側から整えるという方法もあります🌿

気になる方は
一人で悩まずご相談ください。

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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也

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