「ピリピリと電気が走るような痛みがある」
「触れるだけで痛い」
「天気が悪くなると痛みが強くなる」
このような 神経痛 に悩まれている方は少なくありません。
神経痛には
・坐骨神経痛
・肋間神経痛
・三叉神経痛
・帯状疱疹後神経痛
などさまざまな種類があります。
西洋医学では
・神経の圧迫
・炎症
・加齢による変化
などが関係すると考えられています。
一方、東洋医学では
「神経だけの問題ではなく、体の巡りや体質の乱れが関係している」
と考えます。
今回は原因タイプ別に
🌿 養生
🍽 食養生
💊 よく用いる漢方薬
を整理してみます。
神経痛の主なタイプ
① 湿邪型(水滞・湿痺タイプ)
特徴
・雨の日に悪化する
・梅雨時期に痛みが強くなる
・しびれを伴う
・重だるい痛み
・関節や筋肉も重く感じる
東洋医学的な考え方
東洋医学では
「湿邪(しつじゃ)」
という余分な水分の影響で、気血の流れが悪くなり痛みが起こると考えます。
特に梅雨や台風の時期は湿邪の影響を受けやすく、
神経痛
坐骨神経痛
肋間神経痛
などが悪化することがあります。
🌿 養生
・冷たい飲み物を控える
・エアコンで冷やし過ぎない
・軽く汗をかく習慣をつける
・湿気の多い環境を避ける
🍽 食養生
・はとむぎ
・小豆
・とうもろこし
・大根
・冬瓜
💊 よく用いる漢方
・苓姜朮甘湯
・五苓散
・薏苡仁湯
・防已黄耆湯
② 血流低下型(瘀血タイプ)
特徴
・刺すような痛み
・慢性的な神経痛
・夜に悪化しやすい
・肩こりや頭痛がある
東洋医学的な考え方
東洋医学では
「不通則痛(通らざれば則ち痛む)」
という考えがあります。
血流が滞ることで神経周囲の栄養が不足し、
痛みが出やすくなると考えます。
🌿 養生
・入浴で体を温める
・ウォーキング
・長時間同じ姿勢を避ける
🍽 食養生
・玉ねぎ
・青魚
・黒きくらげ
・生姜
💊 よく用いる漢方
・疎経活血湯
・桂枝茯苓丸
・通導散
③ 冷え型(寒湿タイプ)
特徴
・寒い日に悪化
・冷房で悪化
・温めると楽になる
・関節痛を伴う
東洋医学的な考え方
冷えにより血流が悪くなると
神経や筋肉が緊張し痛みが出る
と考えます。
🌿 養生
・体を冷やさない
・入浴を習慣にする
・首腰を温める
🍽 食養生
・生姜
・ねぎ
・にら
・シナモン
💊 よく用いる漢方
・当帰四逆加呉茱萸生姜湯
・独活寄生湯
・桂枝加朮附湯
④ ストレス型(肝気鬱結タイプ)
特徴
・ストレスで悪化
・痛みに波がある
・イライラ
・不眠
東洋医学的な考え方
ストレスにより
気の巡りが悪くなると痛みを感じやすくなる
と考えます。
🌿 養生
・深呼吸
・散歩
・趣味の時間を作る
🍽 食養生
・セロリ
・春菊
・三つ葉
・柑橘類
💊 よく用いる漢方
・加味逍遙散
・四逆散
・柴胡疎肝湯
⑤ 加齢・体力低下型(腎虚タイプ)
特徴
・長年続く神経痛
・足腰が弱い
・しびれを伴う
・疲れると悪化
東洋医学的な考え方
東洋医学では
腎は骨や神経を支える源
と考えます。
加齢や慢性疲労により腎の力が弱ると、
神経痛が慢性化しやすくなります。
🌿 養生
・十分な睡眠
・過労を避ける
・適度な筋力維持
🍽 食養生
・黒ごま
・黒豆
・山芋
・くるみ
💊 よく用いる漢方
・牛車腎気丸
・八味地黄丸
・独活寄生湯
🌿 漢方的な大切な考え方
神経痛は
・血流の低下
・冷え
・ストレス
・加齢
など、さまざまな要因が重なって起こります。
また、
・睡眠不足
・疲労
・運動不足
なども痛みを長引かせる原因になることがあります。
神経痛は
「体の巡りや回復力が低下していますよ」
という体からのサインかもしれません。
体質に合わせて整えることで、
痛みがやわらぐ方もおられます。
こんなお悩みはありませんか?
☑ 神経痛がなかなか治らない
☑ 痛み止めを飲んでも改善しない
☑ 天候や疲労で悪化する
☑ 体質から見直したい
そのような方は、一度体質を見直してみるのも一つの方法です。
夜久漢方薬局では
神経痛の背景にある
・冷え
・血流
・ストレス
・体力低下
などを詳しくお聞きしながら、
お一人おひとりの体質に合わせた漢方薬や養生法をご提案しております。
気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
夜久漢方薬局は完全予約制となっております。ご来局の際はご予約をお願いいたします。
予約電話番号:079-677-0056 予約可能時間:9時~19時(日曜・祝祭日は休業)
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
