「朝起きると指が痛くて動かしにくい…」
「第一関節が腫れて、家事がつらい…」
「年齢のせいだから仕方ないと言われた…」
このようなお悩みでご相談いただくことがあります。
今回は、ヘパーデン結節による手指の痛みでお困りだった60代女性の症例をご紹介します。
※個人が特定されないよう、一部内容を変更しております。
※漢方薬は、同じ症状でも体質によって選ぶ処方が異なるため、処方名は記載しておりません。
ご来局時のご様子
患者さんは60代の女性。
半年ほど前から、両手の指の第一関節に痛みが現れるようになりました。
特に、
- 朝起きた直後に痛みが強い
- 指がこわばって動かしにくい
- 家事を始める頃には少し楽になる
- 瓶のフタを開けるのがつらい
- 洗濯物を干す時やタオルを絞る時に痛む
という状態でした。
整形外科ではヘパーデン結節と診断され、
「加齢による変化なので、うまく付き合っていきましょう」
と説明を受けていました。
しかし、
「毎朝痛みで一日が始まるのがつらくて……。」
とご相談に来られました。
さらに詳しくお話を伺うと、
- 手先が冷えやすい
- 肩こりが強い
- 長時間同じ姿勢でいることが多い
- 疲れると痛みが強くなる
という特徴もみられました。
漢方では「血の巡り」を大切に考えます
ヘパーデン結節では、まず整形外科で診断を受け、必要に応じた治療を行うことが大切です。
そのうえで漢方では、
痛みがなぜ続いているのか
という背景も考えていきます。
今回の患者さんは、
- 朝のこわばりが強い
- 冷えがある
- 長年肩こりが続いている
- 疲れると症状が悪化する
という状態から、
血液の巡りが十分ではなく、指先まで栄養が届きにくくなっている状態(瘀血:おけつ)
が関係している可能性を考えました。
漢方でいう「瘀血」とは、血液そのものが悪いという意味ではなく、血液の巡りが滞り、痛みやこわばりが起こりやすい状態を表す考え方です。
実際に行ったこと
患者さんの体質に合わせて、
血の巡りを整え、指先の痛みやこわばりを和らげることを目的とした漢方
をご提案しました。
また、日常生活では、
- 手を冷やさないようにする
- 朝にぬるま湯で手を温めてから動かす
- 指を無理に使いすぎない
- 軽い手指の体操を取り入れる
など、毎日続けやすい養生法もお伝えしました。
その後の経過
約3週間後
患者さんから、
「朝の痛みが少し楽になってきました。」
とのお話がありました。
まだ痛みは残っていましたが、
「以前ほど指が動かしにくい感じはありません。」
とのことでした。
約2か月後
朝のこわばりはさらに軽減し、
家事を始めるまでのつらさが少なくなってきました。
一方で、長時間手を使った日には痛みが出ることもあり、その日の体調を確認しながら継続していただきました。
約3か月後
患者さんから、
「朝起きた時の痛みがずいぶん気にならなくなりました。」
との嬉しいご報告をいただきました。
以前は毎朝つらかった家事も、無理なく始められる日が増えたそうです。
ヘパーデン結節の痛みは「関節だけ」の問題ではないこともあります
ヘパーデン結節は、関節の変化そのものを元に戻すことは難しいとされています。
一方で、
- 朝のこわばり
- 冷えで悪化する
- 疲れると痛みが強くなる
- 痛みが長く続く
という方では、
体質や血液の巡りが影響していることもあります。
漢方相談では、
関節だけを見るのではなく、体全体の状態を整えることで、痛みや生活のしづらさを軽減することを目指します。
同じようなお悩みの方へ
- 朝起きると指が痛い
- 第一関節が腫れている
- 指がこわばる
- 家事がつらくなってきた
- 痛み止めだけでは不安がある
このようなお悩みが続いている方は、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
夜久漢方薬局・夜久鍼灸院では、お一人おひとりの体質や生活習慣を丁寧にお伺いし、その方に合った漢方相談を行っています。
公式LINEからお気軽にご相談ください
「ヘパーデン結節でも漢方相談できますか?」
「病院の薬と一緒に飲めますか?」
「遠方でも相談できますか?」
このようなご質問だけでも大歓迎です。
公式LINEでは、
✅ 漢方相談のご予約
✅ 鍼灸治療のご予約
✅ 郵送での漢方相談
✅ 現在服用中のお薬との飲み合わせのご相談
を受け付けています。
「年齢のせいだから仕方ない」とあきらめる前に、一度ご相談ください。体質を見直すことで、毎日の生活が少し楽になるお手伝いができるかもしれません。
漢方相談について
同じヘパーデン結節でも、痛みの程度や体質は一人ひとり異なります。
当薬局では、関節の状態だけではなく、
- 冷え
- 血液の巡り
- 睡眠
- 疲れやすさ
- 日常生活で困っていること
なども詳しくお伺いし、その方に合わせた漢方をご提案しています。
なお、関節の変形が急速に進行する場合や、強い腫れ・熱感がある場合は、整形外科での診察を受けることが大切です。
夜久漢方では、お一人おひとりの体質や生活習慣を丁寧に伺い、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
夜久漢方薬局は完全予約制となっております。ご来局の際はご予約をお願いいたします。
予約電話番号:079-677-0056 予約可能時間:9時~19時(日曜・祝祭日は休業)
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也