「まぶたが勝手にピクピクする」
「目を開けているのがつらい」
「疲れたり緊張したりすると症状が強くなる」
このような まぶたの痙攣や違和感 に悩まれている方は少なくありません。
一般に「眼瞼痙攣」と呼ばれることがありますが、実際には一時的にまぶたがピクピクする「眼瞼ミオキミア」と、本来の「眼瞼痙攣」は異なります。
一時的なまぶたのピクつきは、疲労や睡眠不足などをきっかけに起こることがあります。
一方、本来の眼瞼痙攣では、
・まぶしく感じる
・目を開けていられない
・まばたきが増える
・両目が勝手に閉じてしまう
といった症状がみられることがあります。
東洋医学では、このような目やまぶたの症状を
「血の不足」「ストレスによる気の乱れ」「体力の低下」
など、全身の状態から考えていきます。
今回は原因タイプ別に
🌿 養生
🍽 食養生
💊 よく用いる漢方薬
を整理してみます。
眼瞼痙攣・まぶたのピクつきの主なタイプ
① 疲労・血不足型(血虚タイプ)
特徴
・疲れるとまぶたがピクピクする
・目が疲れやすい
・眠りが浅い
・めまいや立ちくらみがある
・顔色が悪い
東洋医学的な考え方
東洋医学では、
「肝は目に開竅する」
と考え、目の働きと「肝血」は深く関係するとされています。
血が不足すると目や筋肉を十分に養うことができず、まぶたの痙攣や目の疲れなどが現れやすくなると考えます。
🌿 養生
・目を使い過ぎない
・スマホやパソコン作業の合間に休憩する
・睡眠時間を確保する
・過労を避ける
🍽 食養生
・レバー
・赤身の肉
・黒ごま
・ほうれん草
・なつめ
💊 よく用いる漢方
・四物湯
・当帰芍薬散
・帰脾湯
② ストレス型(肝気鬱結・肝陽タイプ)
特徴
・ストレスで悪化する
・イライラしやすい
・肩や首がこる
・頭痛を伴う
・緊張すると症状が出やすい
東洋医学的な考え方
ストレスが続くと、
「肝」の気の巡りが乱れ、筋肉の緊張や痙攣につながる
と考えます。
特に仕事や人間関係などで緊張が続いている方では、症状に波がみられることがあります。
🌿 養生
・深呼吸を習慣にする
・軽いウォーキング
・首肩をストレッチする
・就寝前はスマホを控える
🍽 食養生
・セロリ
・春菊
・三つ葉
・柑橘類(適量)
💊 よく用いる漢方
・抑肝散
・加味逍遙散
・釣藤散
③ 筋肉の緊張・痙攣型(肝風タイプ)
特徴
・まぶたが繰り返し痙攣する
・顔の筋肉も動くことがある
・筋肉がつりやすい
・緊張すると悪化する
東洋医学的な考え方
東洋医学では、震えや痙攣などの動きのある症状を
「風(ふう)」
と関連づけて考えることがあります。
特に「肝」の働きが乱れることで内風が生じ、筋肉の痙攣につながると考えます。
🌿 養生
・睡眠を十分にとる
・過労を避ける
・目を酷使しない
・首肩の緊張をほぐす
🍽 食養生
・黒ごま
・豆腐
・小松菜
・牡蠣
・海藻類
💊 よく用いる漢方
・抑肝散
・抑肝散加陳皮半夏
・芍薬甘草湯
④ 体力低下型(気血両虚タイプ)
特徴
・疲れると悪化する
・慢性的な疲労感がある
・食欲が低下している
・眠っても疲れが取れない
・病後や体力低下後に症状が出た
東洋医学的な考え方
気と血の両方が不足すると、
目や筋肉を十分に養うことができなくなる
と考えます。
特に過労や睡眠不足が続いている方では、まず体を休ませ、回復する力を整えることが大切です。
🌿 養生
・十分な睡眠をとる
・無理をしない
・規則正しく食事をとる
・疲れている日は早めに休む
🍽 食養生
・山芋
・かぼちゃ
・鶏肉
・黒ごま
・なつめ
💊 よく用いる漢方
・補中益気湯
・十全大補湯
・人参養栄湯
🌿 漢方的な大切な考え方
まぶたの痙攣といっても、
・疲れると出る
・ストレスで悪化する
・目を使い過ぎると出る
・顔のほかの部分まで動く
など、人によって症状は異なります。
東洋医学では、
「まぶたが痙攣している」という症状だけで漢方薬を決めるのではなく、その方の全身状態をみること
を大切にします。
特に、
「最近しっかり眠れているか」
「目を酷使していないか」
「強いストレスが続いていないか」
「疲労や食欲低下がないか」
といったことも、漢方薬を選ぶ大切なヒントになります。
こんなお悩みはありませんか?
☑ まぶたのピクつきを繰り返している
☑ 疲れると症状が強くなる
☑ ストレスや緊張で悪化する
☑ 目の疲れや肩こりも気になる
☑ 体質から整えていきたい
そのような方は、体質を見直してみるのも一つの方法です。
夜久漢方薬局では
まぶたの痙攣や目の不調の背景にある
・血の不足
・ストレス
・疲労
・睡眠不足
・体力低下
などを詳しくお聞きしながら、
お一人おひとりの体質に合わせた漢方薬や養生法をご提案しております。
まぶたの痙攣や目の不調でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
夜久漢方では、お一人おひとりの体質や生活習慣を丁寧に伺い、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
夜久漢方薬局は完全予約制となっております。ご来局の際はご予約をお願いいたします。
予約電話番号:079-677-0056 予約可能時間:9時~19時(日曜・祝祭日は休業)
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
