夜久漢方薬局

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「全身のあちこちがかゆい…」かゆみを伴う発疹でお困りだった60代女性の症例

「体のあちこちがかゆくて、つい掻いてしまう」

「一か所が良くなったと思ったら、今度は違うところがかゆくなる」

「かゆみが続いて、なかなか皮膚が落ち着かない」

このような皮膚のかゆみでご相談いただくことがあります。

今回は、全身のあちこちに、かゆみを伴う赤い発疹が繰り返し現れていた60代女性の症例をご紹介します。

※個人が特定されないよう、一部内容を変更しております。
※漢方薬は、同じ症状でも皮膚の状態や体質によって選び方が異なるため、処方名は記載しておりません。


ご来局時のご様子

患者さんは60代後半の女性。

しばらく前から、体のあちこちに赤い発疹が現れるようになり、かゆみに悩まされていました。

特定の場所だけではなく、

・腕
・背中
・お腹
・足

など、さまざまな場所に発疹が現れていました。

特につらかったのが「かゆみ」です。

かゆくて掻いてしまうと皮膚がさらに赤くなり、しばらくすると別の場所にも発疹が現れるという状態を繰り返していました。

「一つ治まったと思ったら、また違うところがかゆくなるんです」

とご相談いただきました。


漢方では「どんな発疹なのか」を詳しくみます

「かゆみがあるから、この漢方」

というように、症状だけで漢方を決めるわけではありません。

皮膚症状の場合には、

・赤みが強いのか
・熱感があるのか
・乾燥しているのか
・ジュクジュクしているのか
・発疹がどこに出るのか
・どのような時にかゆみが強くなるのか

などを確認していきます。

今回の患者さんでは、かゆみだけでなく、赤みを伴った発疹が全身のさまざまな場所に出ていることが特徴的でした。

漢方では、このような赤みを伴う皮膚症状を、体にこもった「熱」が皮膚に現れている状態として考えることがあります。

そこで今回は、

皮膚に現れている熱を鎮めながら、かゆみや発疹を整えていくこと

を目標にしました。


実際に行ったこと

皮膚の状態や体質を確認したうえで、

体にこもった熱を鎮めながら、赤みやかゆみを伴う皮膚症状を整えることを目的とした漢方

をご提案しました。

まずは14日分服用していただき、その時点で皮膚の状態を確認することにしました。

皮膚症状は日によって変化することも多いため、一度に長期間分をお渡しするのではなく、14日ごとに皮膚の状態を確認しながら継続していただきました。

また、

「かゆいから掻く」
↓
「皮膚が傷ついて炎症が強くなる」
↓
「さらにかゆくなる」

という悪循環をできるだけ防ぐため、掻き壊しを避けることや、保湿などのスキンケアについてもお伝えしました。


14日後

まず14日分服用していただき、皮膚の状態を確認しました。

全身の発疹はまだみられましたが、以前ほど強くかゆみを感じることが少なくなり、掻いてしまう回数も減ってきました。

少しずつ変化がみられていたため、同じ方針でもう14日間継続していただきました。


約1か月後

さらに14日間服用していただくと、赤い発疹が新しく出てくる頻度が減ってきました。

以前は、

「ここが治まったと思ったら、また違う場所に出てくる」

という状態を繰り返していましたが、発疹の範囲も少しずつ落ち着いてきました。

かゆみについても、当初と比べるとかなり軽減していました。

皮膚の状態を確認し、さらに14日間継続していただきました。


約6週間後

14日分を3クール、約6週間継続した頃には、全身のあちこちに繰り返していた発疹がかなり落ち着き、かゆみもほとんど気にならない状態になりました。

新しく発疹が出ることも少なくなり、日常生活の中でかゆみを意識する時間も大きく減りました。

今回の症例では、皮膚の状態を14日ごとに確認しながら漢方を継続したことで、徐々に症状の改善がみられました。


「かゆみ」でも漢方の考え方は一人ひとり違います

同じ「かゆみ」でも、

赤みが強い皮膚と、
乾燥してカサカサしている皮膚では、

漢方での考え方は異なります。

また、

・ジュクジュクしている
・乾燥している
・夜になるとかゆみが強くなる
・体が温まるとかゆくなる
・季節によって悪化する

など、症状の特徴によっても考え方が変わります。

そのため、

「かゆいから、かゆみの漢方を飲む」

というだけではなく、実際の皮膚の状態を確認することが大切です。

夜久漢方薬局では、発疹の見た目だけでなく、

・いつから始まったのか
・どこに出るのか
・赤みや熱感はあるのか
・乾燥しているのか
・いつかゆみが強くなるのか
・睡眠や胃腸の状態
・現在服用しているお薬

なども確認しながら、その方に合った漢方を考えていきます。


全身のかゆみでは、原因を確認することも大切です

全身にかゆみがあるからといって、必ずしも皮膚だけに原因があるとは限りません。

特に中高年以降では、皮膚の乾燥のほか、服用している薬や、肝臓・腎臓などの病気がかゆみに関係している場合もあります。

また、

・急に全身へ発疹が広がった
・唇や喉が腫れる
・息苦しさがある
・発熱や強い倦怠感を伴う
・水ぶくれや皮膚のただれが広がる
・新しい薬を飲み始めてから発疹が出た

といった場合には、漢方相談だけで対応せず、医療機関で診察を受けることが大切です。


こんなお悩みはありませんか?

☑ 全身のあちこちにかゆみがある

☑ 赤い発疹を繰り返している

☑ 一か所が落ち着いても、また別の場所に発疹が出る

☑ かゆくてつい掻き壊してしまう

☑ 季節や体調によって皮膚症状が悪化する

☑ 皮膚症状を体質から整えていきたい

そのような方は、皮膚だけでなく、体質を見直してみるのも一つの方法です。

夜久漢方薬局では、かゆみや発疹の背景にある

・皮膚の赤みや熱感
・乾燥の程度
・睡眠の状態
・胃腸の調子
・疲労やストレス
・現在服用しているお薬

などを詳しくお聞きしながら、

お一人おひとりの体質に合わせた漢方薬や養生法をご提案しております。

繰り返すかゆみや発疹でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

夜久漢方では、お一人おひとりの体質や生活習慣を丁寧に伺い、その方に合った方法を一緒に考えていきます。


夜久漢方薬局は完全予約制となっております。ご来局の際はご予約をお願いいたします。

予約電話番号:079-677-0056 予約可能時間:9時~19時(日曜・祝祭日は休業)

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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也

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