(2025年11月16日/大阪コロナホテル)
11月16日(日)、大阪コロナホテルにて開催された
「(社)日本漢方交流会 第21回 慢性・難病フォーラム」に参加し、
さらに 話題提供の一人として発表を行いました。
本フォーラムは、日本漢方交流会が主催し、
「精神・神経症の諸症の漢方」をテーマに、全国から
漢方に携わる薬剤師・鍼灸師・医師が集まる学術大会です。
今年も会場とオンラインのハイブリッド開催となり、
200人以上の先生方が熱心に参加され、活気ある一日となりました。
■ 私の発表テーマ

《不定愁訴を訴える患者に対する症例
— 気滞と水毒に着目した漢方的アプローチ》
日常の相談業務の中で多い、
「検査では異常がないのに体がしんどい」
「めまい・ふらつき・胸のつかえが続く」
といった“はっきりしない不調=不定愁訴”。
今回は、現場で経験した実際の症例をもとに、
東洋医学的に “気の巡りの滞り(気滞)”と“余分な水(痰湿・水毒)” をどう捉えるか、
その治療アプローチについて発表しました。

症状の背景にある「気・血・水」の乱れを丁寧に読み取り、
体質に合わせて改善に導くプロセスについて、
多くの先生方から共感とご意見をいただき、大変有意義な時間となりました。
■ 夜久漢方薬局として大切にしていること
今回の発表を通じて再確認したのは、
「症状の奥にある体質の乱れを見極めることの大切さ」 です。
夜久漢方薬局では、
・細やかな問診
・体質(気・血・水)の丁寧な分析
・舌・脈・お腹の状態の確認
・生活習慣の養生アドバイス
・体質に合わせた漢方処方
を通して、一人ひとりの不調の背景に向き合っています。
不定愁訴や精神・神経症の悩みは、
「気の巡り」と「水の滞り」が影響することが少なくありません。
今回の学びを、日々の相談へさらに活かしていきます。
■ 最後に

このような貴重な場で発表の機会をいただけたことに深く感謝申し上げます。
これからも学術活動と臨床経験を積み重ねながら、
地域の皆さまの健康をサポートできる漢方薬局として歩んでまいります。
夜久漢方薬局・夜久鍼灸院では東洋医学の視点からあなたに合った漢方薬、鍼灸治療を提案し身体の状態を調えお悩みの不調を改善へ導きます。慢性病でお困りの方は、漢方専門の夜久漢方薬局へご相談ください。食養生も併せてご提案しています。
夜久漢方薬局は完全予約制となっております。ご来局の際はご予約をお願い致します。
予約電話番号:079-677-0056 予約可能時間:9時~19時(日曜・祝祭日は休業)
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
