「雨の日になると体調が悪い…」
「めまいや動悸があり、仕事に集中できない…」
「検査では異常がないと言われたけれど、なかなか良くならない…」
このようなお悩みでご相談いただくことがあります。
今回は、雨の日に悪化するめまい・動悸でお困りだった30代女性の症例をご紹介します。
※個人が特定されないよう、一部内容を変更しております。
ご来局時のご様子
患者さんは30代の女性で、デスクワーク中心のお仕事をされていました。
約2年前から、
- 仕事中に突然息苦しくなり、過呼吸のようになる
- ふわふわと浮いているようなめまいが続く
- 動悸が起こる
- 高速道路やトンネルの運転が怖くなった
- 雨の日や梅雨時期は特に症状が強くなる
という症状に悩まれていました。
病院では大きな異常は見つからず、
「このまま仕事を続けられるのだろうか」
という不安も抱えておられました。
漢方では「水分代謝」と「緊張」の両方を考えました
漢方では、同じめまいでも原因は人それぞれです。
今回の患者さんは、
- 雨の日に悪化する
- 浮遊感がある
- 動悸を伴う
- 緊張すると症状が強くなる
という特徴から、
体の余分な水分(湿)による影響と、精神的な緊張による自律神経の乱れが重なっている状態と考えました。
東洋医学では、このような状態では、水分代謝を整えながら、不安や緊張を和らげることも大切だと考えます。
実際に行ったこと
初回は、患者さんの体質に合わせて、
体の水分バランスを整えながら、不安や動悸を和らげることを目的とした漢方をご提案しました。
また、
- 睡眠時間をしっかり確保すること
- 冷たい飲み物を控えること
- 疲れをため込みすぎないこと
など、日常生活で取り入れられる養生法も一緒にお伝えしました。
約3週間後
患者さんから、
「朝起きるのが楽になりました。」
とのお話がありました。
めまいも以前より軽くなっていましたが、浮遊感がまだ残っていたため、その時の体の状態に合わせて漢方の内容を調整しました。
約1か月半後
その後の経過を確認しながら、さらに体質を見直し、より現在の状態に合うよう漢方を調整しました。
漢方では、症状だけでなく、その時々の体の変化に合わせて内容を見直していくことも大切です。
約2か月後
患者さんからは、
「めまいも動悸も以前より減ってきました。」
との嬉しいご報告をいただきました。
仕事中の不安も少しずつ軽減し、以前より安心して仕事に取り組める日が増えてきました。
雨の日のめまいや動悸は「体質」が関係していることもあります
もちろん、めまいや動悸には、脳や心臓など重大な病気が隠れていることもあります。
そのため、まずは医療機関での検査が大切です。
一方で、
- 雨の日になると悪化する
- 検査では異常がない
- 緊張すると症状が強くなる
- めまいと動悸を繰り返す
という方では、
体質や自律神経、水分代謝の乱れが関係していることも少なくありません。
漢方相談では、
「症状だけ」
ではなく、
なぜその症状が起きているのか
という背景から一緒に考えていきます。
同じようなお悩みの方へ
- 雨の日になると体調が悪い
- めまいが続いている
- 動悸が気になる
- 病院では異常がないと言われた
- ストレスで体調を崩しやすい
- 高速道路や人混みが怖くなった
このようなお悩みでお困りでしたら、一人で抱え込まずにご相談ください。
漢方では、お一人おひとりの体質や生活習慣を丁寧に伺い、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也