「お尻から足にかけてしびれる…」
「ふくらはぎが重だるくて、歩くのがつらい…」
「雨の日になると、いつもより調子が悪い…」
坐骨神経痛では、痛みだけでなく、しびれや足の重だるさに悩まれてご相談に来られる方もいらっしゃいます。
今回は、左下肢のしびれと、ふくらはぎのだるさでお困りだった50代女性の症例をご紹介します。
この方にはもう一つ特徴があり、雨天時には症状が気になりやすく、頭痛が起こることもありました。
※個人が特定されないよう、一部内容を変更しております。
※漢方薬は、同じ症状でも体質や状態によって選び方が異なるため、処方名は記載しておりません。
ご来局時のご様子
患者さんは50代の女性。
以前から左のお尻から足にかけて違和感があり、次第に、
- 左下肢がしびれる
- 左のふくらはぎが重だるい
- 足がスッキリしない
- 疲れた時に症状が気になりやすい
といった症状が続くようになっていました。
特に気になったのが、天候による体調の変化です。
雨が降る日や天気が崩れる前には、普段より足の調子が悪く感じられ、同じようなタイミングで頭痛が起こることもありました。
「雨の日になると、足も頭も調子が悪くなるんです」
とご相談いただきました。
漢方では「湿」と「巡り」に注目しました
坐骨神経痛は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによって、腰から足へ向かう神経が刺激されて起こることがあります。
そのため、強いしびれや筋力低下などがある場合には、まず整形外科などで原因を確認することが大切です。
そのうえで漢方では、
「どのような時に症状が悪化するのか」
ということも重要な手がかりにします。
今回の患者さんの場合、
雨天時に下肢の症状が気になりやすく、頭痛も起こる
という特徴がありました。
漢方では、雨や湿度の高い時期に体調が悪化する状態を、「湿(しつ)」の影響を受けやすい状態と考えることがあります。
湿の影響を受けると、
- 体が重だるい
- 足が重い
- 頭が重い
- むくみやすい
といった症状が現れやすいと考えます。
さらに、長く続いている左下肢のしびれやふくらはぎのだるさから、下半身の「血」の巡りが滞っている状態も考慮しました。
そこで今回は、
体にたまった余分な湿をさばきながら、下半身の巡りを整えていくこと
を治療方針としました。
実際に行ったこと
患者さんの体質や症状を確認し、
冷えや湿の影響を取り除きながら、腰から下肢の巡りを整えることを目的とした漢方
をご提案しました。
特に、
「雨の日に悪化する」
という点は、漢方を選ぶうえで大切な情報の一つになりました。
生活面でも、
- 腰や下半身を冷やしすぎない
- 雨の日でも可能な範囲で体を動かす
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 冷たい飲み物を摂りすぎない
などを意識していただきました。
約2週間後
漢方を続けていただいたところ、まず変化がみられたのがふくらはぎの重だるさでした。
以前より足が軽く感じる日が増えてきました。
一方で、左下肢のしびれはまだ残っていたため、そのまま経過を確認しました。
約1か月後
左下肢のしびれも、以前ほど気にならない時間が増えてきました。
完全になくなったわけではありませんが、
しびれやだるさを意識せずに過ごせる時間が増えてきた
という変化がみられました。
また、雨天時には多少調子が悪くなるものの、以前ほど強く症状が出ることは少なくなってきました。
約2か月後
左下肢のしびれとふくらはぎのだるさは、当初と比べてかなり軽減しました。
天候が崩れると多少違和感が出ることはありましたが、日常生活で困ることは少なくなってきました。
また、雨天時に起こっていた頭痛についても、以前より気になる回数が減ってきました。
症状が完全になくなったわけではないため、その後も体調を確認しながら漢方を継続していただきました。
「雨の日に悪化する」は大切な情報です
坐骨神経痛というと、
「腰や神経の問題」
というイメージが強いと思います。
もちろん、神経への圧迫など原因となる病態を確認することは大切です。
一方、漢方相談では、
- 雨の日に悪化する
- 冷えると痛む
- 動き始めに痛む
- 夜じっとしていても痛む
- 疲れると悪化する
といった「症状がどんな時に変化するのか」も詳しくお伺いします。
同じ坐骨神経痛でも、体質や悪化する条件が違えば、漢方での考え方も変わってくるからです。
今回の患者さんでは、
「雨天時に悪化する」「足が重だるい」「雨の日に頭痛もする」
という特徴が、体質を考える大切な手がかりになりました。
同じようなお悩みの方へ
- お尻から足にかけてしびれる
- ふくらはぎが重だるい
- 雨の日になると痛みやしびれが強くなる
- 天気が悪くなると頭痛も起こる
- 病院で治療しているが、しびれが残っている
このようなお悩みが続いている方は、一度ご相談ください。
夜久漢方薬局・夜久鍼灸院では、単に「坐骨神経痛だからこの漢方」と考えるのではなく、
症状が悪化するタイミングや冷え、天候、体質などを詳しくお伺いし、その方に合った方法を考えていきます。
公式LINEからお気軽にご相談ください
「坐骨神経痛でも漢方相談できますか?」
「病院の薬を飲んでいても大丈夫ですか?」
「漢方と鍼灸を一緒に受けることはできますか?」
このようなご質問も、公式LINEからお問い合わせいただけます。
夜久漢方薬局・夜久鍼灸院では、完全予約制でじっくりとお話をお伺いしています。
公式LINEでは、
- 漢方相談のご予約
- 鍼灸治療のご予約
- 郵送での漢方相談
- 現在服用しているお薬との併用についてのご相談
などを受け付けています。
坐骨神経痛による痛みやしびれ、雨の日の体調不良でお困りの方は、お気軽に公式LINEよりご相談ください。
※漢方相談について
同じ坐骨神経痛でも、症状や原因、体質は一人ひとり異なります。
当薬局では、
- 痛みか、しびれか
- どの場所に症状があるか
- 動くと悪化するか、楽になるか
- 冷えや雨で変化するか
- 朝・昼・夜のどの時間帯に強いか
- 腰椎などに原因となる病気がないか
なども確認したうえで、その方に合った漢方をご提案しています。
なお、急に足に力が入らなくなった、しびれが急速に悪化した、排尿・排便がしにくくなった、会陰部にしびれがあるなどの場合には、漢方相談よりも速やかに医療機関を受診することが大切です。
夜久漢方では、お一人おひとりの体質や生活習慣を丁寧に伺い、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
夜久漢方薬局は完全予約制となっております。ご来局の際はご予約をお願いいたします。
予約電話番号:079-677-0056 予約可能時間:9時~19時(日曜・祝祭日は休業)
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也