「検査では異常がないのに、めまいが続く」
「ふらっとする感じが何度も起こる」
このような相談は、日常臨床でも少なくありません。
めまいは耳・脳・自律神経・血流・栄養状態など、複数の要因が重なって起こる症状です。
今回は栄養学の視点から、
「めまいが起こりやすい人に共通しやすい食事の傾向」と
「日常で意識したい食事のポイント」を整理します。
めまいと栄養状態の深い関係
知識ベースからの情報
めまいを訴える方では、以下のような栄養的背景が関与することが知られています。
- 血糖値の乱高下
- 鉄・ビタミンB群・マグネシウム不足
- 脱水・電解質バランスの乱れ
- 極端な食事制限・欠食
これらは自律神経の不安定さや脳・内耳へのエネルギー供給不足につながります。
① 血糖値を安定させる食事
一般的な見解
血糖値が急激に下がると、
- ふらつき
- 冷や汗
- 動悸
- めまい
が起こりやすくなります。
特に
- 朝食抜き
- 甘い物中心の食事
- 炭水化物だけの食事
は注意が必要です。
おすすめの食事構成
- 主食(ごはん)
- たんぱく質(魚・肉・卵・大豆)
- 脂質(少量の良質な油)
を毎食そろえることが基本です。

② 鉄分・ビタミンB群を意識する
確実な事実
鉄やビタミンB群は、
- 酸素運搬
- 神経伝達
- エネルギー代謝
に不可欠です。
不足すると、
「立ちくらみ」「頭がぼーっとする」「疲れやすい」
といった症状が出やすくなります。
食材例
- 赤身肉、レバー
- かつお、まぐろ
- ほうれん草、小松菜
- 玄米、雑穀

③ マグネシウム不足とめまい
一般的な見解
マグネシウムは
- 神経の興奮を抑える
- 筋肉の緊張を緩める
- 自律神経を安定させる
働きがあります。
ストレスが多い方、甘い物・加工食品が多い方は消耗しやすい栄養素です。
食材例
- ナッツ類
- 海藻
- 大豆製品
- 玄米

④ 水分の「摂り方」に注意
重要なポイント
「水をたくさん飲めばいい」という単純な話ではありません。
- 一気飲み
- 冷たい飲料
- カフェイン過多
は、かえって自律神経を乱すことがあります。
おすすめ
- 常温〜温かい飲み物
- 少量ずつこまめに
- ミネラルを含む食事と一緒に
⑤ めまいがある方に多い食習慣
一般的に多い傾向
- 食事量が少ない
- 朝食を抜く
- 甘い物が多い
- パン・麺類中心
これらは一時的に楽でも、体の土台を弱らせる要因になります。
栄養学的まとめ
確実な事実
- めまいは栄養不足や血糖不安定と関連する
- 食事の質とリズムは重要
一般的な見解
- 和食中心・規則正しい食事が有利
- ミネラル・たんぱく質は特に重要
推測ですが
- 「疲れやすい」「眠りが浅い」方ほど、栄養調整で改善余地があるケースが多い
最後に(大切な注意点)
めまいの中には、
- 脳疾患
- 耳の病気
- 血圧異常
など、医療的評価が必要なものもあります。
✔ 強い回転性めまい
✔ ろれつが回らない
✔ 手足のしびれを伴う
このような場合は、必ず医療機関を受診してください。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
