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アトピー性皮膚炎と漢方薬

アトピー性皮膚炎とはどのような疾患でしょうか。ガイドラインにはこのように記載があります。

アトピー性皮膚炎は、増悪と軽快を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くは「アトピー素因」を持つ。「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2024」

「アトピー素因」について
 ①家族歴・既往歴② IgE 抗体を産生しやすい素因

アトピー性皮膚炎の治療

(1)抗炎症外用薬
①ステロイド外用薬
②タクロリムス
③デルゴシチニブ
④ジファミラスト
⑤プロアクティブ療法
(2)抗炎症内服薬
①シクロスポリン
②経口JAK 阻害薬
③経口ステロイド薬
(3)生物学的製剤

以上、西洋医学の治療を一覧にしました。現在は服用薬や外用剤が出てきておりステロイド外用剤を用いて炎症を抑えてデルゴシチニブなどの外用剤を用いてコントロールすることが多いようです。

東洋医学からの視点

東洋医学ではどのような疾患でも経絡の虚実から考えます。
東洋医学の視点がなければ皮膚病の漢方薬を使用することは難しいです。なぜなら、漢方薬に関しては病名処方で効果が出ることがほとんどないからです。その方の経絡の虚実に焦点をあてて漢方薬を選択せず症状にとらわれているからです。

主にアトピーで使う漢方薬

①黄連解毒湯 腎虚胃実熱証
②温清飲 肝虚陰虚熱証
③荊芥連翹湯 肺虚肝実熱証
④柴胡清肝湯 肺虚肝実熱証
⑤白虎加人参湯 胃実熱
⑥消風散 肝虚陰虚証
⑦真武湯 腎虚陽虚寒証

以上がアトピー性皮膚炎に使われる漢方薬です。これらの漢方薬を単独で用いることもありますが、その方の体質に合わせて組み合わせて用いることもあります。
寒熱を間違えると悪化するため、脈や舌を確認し適切な漢方薬を選択していきます。

まとめ

アトピー性皮膚炎は、食事も大事になります。辛い物、甘い物、灰汁の強い食事などは控えるようにしていただきたいです。さらに、毎日何を食べたかを記録し症状の増悪と関係がないかを確認することも有用です。
漢方での治療では、体の根本を見直し、体質部分からじっくり改善していくことができるため、長年悩まれている方や痒みを繰り返している方には適している治療法のひとつと考えられます。

アトピー性皮膚炎で漢方をご希望でしたら、一度漢方専門の薬局でご相談されることをお勧め致します。

夜久漢方薬局・夜久鍼灸院では東洋医学の視点からあなたに合った漢方薬、鍼灸治療を提案し身体の状態を調えお悩みの不調を改善へ導きます。自律神経失調症、婦人病、慢性疼痛、痺れなどでお困りの方は、漢方専門の夜久漢方薬局へご相談ください。

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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也

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