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ギックリ腰が急増中?― なぜ起こるのか、どう防ぐのか ―

「朝、顔を洗おうと前かがみになった瞬間に…」
「くしゃみをしただけなのに動けない…」

最近、ギックリ腰(急性腰痛)の相談がとても増えています。
重い物を持ったわけでもないのに突然起こるため、不安になる方も多い症状です。


ギックリ腰が起こる主な要因

① 筋肉の疲労・冷えの蓄積

長時間の同じ姿勢(デスクワーク・運転・スマホ)や、
冷房・寒さによって腰回りの筋肉が硬くなった状態が続くと、
ちょっとした動きが引き金になります。

〇「疲れ+冷え」は最大の危険因子。


② 自律神経の乱れ

忙しさ・ストレス・睡眠不足が続くと、
筋肉をゆるめる働きがうまくいかず、常に力が入った状態になります。

その結果

  • 寝ている間に回復しない
  • 朝一番に痛みが出やすい

という流れが起こります。


③ 漢方的に見ると「腎・血・水」の弱り

漢方では、腰は**「腎(じん)」の支配**と考えます。

  • 冷えやすい
  • 疲れが取れない
  • 足腰がだるい
  • むくみやすい

こうしたサインがある方は、
腰を支える力そのものが弱っている状態で、ギックリ腰を起こしやすくなります。


ギックリ腰を防ぐための養生ポイント

◎ とにかく「冷やさない」

  • 腹巻・カイロで腰を温める
  • シャワーで済ませず、湯船につかる
  • エアコン・冷たい床に注意

「温める」だけで回復が早まる方も多いです。


◎ 朝一番は腰をいきなり動かさない

起床直後は筋肉が最も硬い時間帯。

  • 起き上がる前に、膝を抱える
  • 腰を軽く左右にゆらす
  • 深呼吸を2〜3回

ワンクッション入れる習慣が予防になります。


◎ 食事で内側から腰を守る

おすすめの食材

  • 黒豆・黒ごま・きくらげ(腎を補う)
  • 生姜・ねぎ・シナモン(冷え対策)
  • スープ・煮物など温かい調理法

冷たい飲み物・生野菜の摂りすぎは要注意です。


◎ 「無理に動かす」「我慢する」は逆効果

痛みが強い初期は、

  • 無理なストレッチ
  • 根性で動かす

これらは悪化の原因になります。

適切な休養+体質に合ったケアが大切です。


繰り返すギックリ腰は「体からのサイン」

何度も繰り返す方は、
単なる筋肉の問題ではなく

  • 冷え体質
  • 疲労の蓄積
  • 自律神経の乱れ

が背景にあることがほとんどです。

漢方相談や鍼灸では、
「なぜこの人は腰を痛めやすいのか」
という体質そのものから整えていきます。


まとめ

ギックリ腰は
突然起こるようで、実は積み重ねの結果

・冷え
・疲れ
・ストレス

これらを日常で少し意識するだけでも、
予防・再発防止につながります。

「この腰、そろそろ危ないかも…」
そう感じたら、早めのケアをおすすめします。


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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也

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