「こまめにリップを塗っているのに、
・すぐ割れる
・皮がめくれる
・ヒリヒリ痛む
そんな方、意外と多くありませんか?
実はその唇トラブル、乾燥だけが原因ではないことが少なくありません。
漢方では、唇は「体の内側の状態」を映す鏡のような存在。
今日は漢方薬剤師の視点から、唇が割れやすい本当の理由と、今日からできる養生法をお伝えします。
唇が割れるのは「潤い不足」だけではない
西洋医学的には
・乾燥
・ビタミン不足
・アレルギー
などが原因として挙げられますが、
漢方ではもう一歩踏み込みます。
漢方で考える唇の役割
- 唇は「脾(ひ)」=消化吸収と深く関係
- 血(けつ)や津液(しんえき=体の潤い)が不足すると真っ先に影響が出る部位
つまり、
リップを塗っても治らない唇の割れは、体の内側の乾きや栄養不足のサインなのです。
漢方的に考える「唇が割れやすいタイプ」
① 血虚(けっきょ)タイプ
特徴
- 唇の色が薄い・白っぽい
- めくれやすい、治りにくい
- 疲れやすい、めまい、立ちくらみ
➡ 体を潤し、血を補うケアが必要
② 陰虚(いんきょ)タイプ
特徴
- 乾燥が強い
- ヒリヒリ・赤みが出る
- のぼせ、寝汗、口渇
➡ 潤いを“作る力”が落ちている状態
③ 脾虚(ひきょ)タイプ
特徴
- 胃腸が弱い
- 食後に眠くなる
- むくみやすい
➡ 食べていても栄養をうまく吸収できていない
唇の割れを防ぐ「ビタミン養生」
特に意識したい栄養素
① ビタミンB群(皮膚・粘膜の修復)
不足すると口角炎や唇の荒れが起こりやすくなります。
- 豚肉
- 納豆
- 卵
- 玄米

② ビタミンA(粘膜のバリア機能)
- レバー
- にんじん
- かぼちゃ

③ 鉄分(血を作る)
- 赤身肉
- ひじき
- 黒ごま

※「食べているのに効かない」場合は、脾虚タイプの可能性があります。
漢方薬剤師おすすめ|唇を潤す薬膳食材
潤いを補う食材(陰虚・血虚)
- 白きくらげ
- 山芋
- 黒豆
- クコの実
- なつめ

胃腸を整える食材(脾虚)
- 大根
- かぼちゃ
- 生姜(少量)
- 米粥
➡ 冷たい飲食・甘い物の摂りすぎは、唇の乾燥を悪化させやすいので要注意です。
今日からできる唇の養生ポイント
- リップは「保湿+保護」と割り切る
- 寝不足を避ける(血と潤いは睡眠で補われる)
- 白湯をこまめに飲む
- 胃腸を冷やさない
- 唇をなめるクセをやめる
外側のケアだけでなく、
内側を整えることが、結果的に一番の近道になります。
それでも繰り返す場合は…
唇の割れは、
✔ 血の不足
✔ 潤いの不足
✔ 胃腸の弱り
が複雑に絡んでいることがほとんどです。
体質に合った漢方薬で
「作れる体」「潤せる体」に整えると、
毎年悩んでいた唇トラブルが出にくくなる方も少なくありません。
まとめ
リップを塗っても唇が割れるのは、体からのサイン。
外側だけでなく、内側からの養生を意識してみてください。
夜久薬局では、
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
