「日中はそれほど高くないのに、夜や早朝に血圧が高いと言われた」
「24時間血圧計で“夜間に下がっていない”と指摘された」
このようなご相談が増えています。
本来、血圧は夜になると10〜20%ほど下がるのが正常です(ディッパー型)。
しかし、夜に下がらない(ノンディッパー型)、むしろ上がる(ライザー型)状態は、
脳心血管イベントのリスクが高いとされています。
夜間高血圧は、単に「血圧の問題」ではなく、
自律神経・ホルモン・腎機能・睡眠の質などが深く関係します。
今回は、原因別に「養生」と「食養生」を整理します。
① ストレス・交感神経過緊張タイプ
(夜も“戦闘モード”が続いている)
特徴
✔ 夜中に目が覚める
✔ 寝つきが悪い
✔ 仕事のことを考えてしまう
✔ 朝の血圧が高い
西洋医学的視点
夜間も交感神経が優位になることで血圧が下がりません。
東洋医学的視点
「肝気鬱結」「肝陽上亢」タイプ。
気の巡りが悪く、上にのぼりやすい状態。
養生
・就寝1時間前はスマホを見ない
・ぬるめの入浴(38~40℃)
・深呼吸や軽いストレッチ
・夜の仕事メールを控える
食養生
・菊花茶
・陳皮
・セロリ
・春菊
・少量のナッツ類
👉 “巡り”を整え、上がった気を鎮める食材を。
② 塩分・体液過剰タイプ
(むくみ・水滞タイプ)
特徴
✔ 足のむくみ
✔ 朝、顔が腫れぼったい
✔ 塩辛いものが好き
✔ 夜間尿が多い
西洋医学的視点
塩分過多や腎機能低下により、夜間に血圧が上昇。
東洋医学的視点
「痰湿」「水滞」タイプ。
余分な水が停滞している状態。
養生
・夕食は薄味
・就寝前の大量飲水を避ける
・軽い下半身運動
・夕方の足上げ習慣
食養生
・小豆
・はと麦
・冬瓜
・きゅうり
・海藻(適量)
👉 余分な水分をさばくことが大切。
③ 腎の弱りタイプ
(加齢・慢性疲労型)
特徴
✔ 高齢
✔ 足腰のだるさ
✔ 耳鳴り
✔ 冷え
西洋医学的視点
腎機能低下に伴い、夜間の血圧調整が乱れることがあります。
東洋医学的視点
「腎虚」タイプ。
生命エネルギーの低下。
養生
・過労を避ける
・冷え対策(腹巻・足首保温)
・早寝習慣
食養生
・黒豆
・黒ごま
・山芋
・くるみ
・なつめ
👉 “腎”を補う黒い食材を中心に。
🌿 漢方的な大切な考え方
・夜間高血圧=降圧薬だけの問題ではない
・体質・自律神経・睡眠の質を含めて考える
・「夜にどう変化するか」が体質のヒント
夜間高血圧は自覚症状が乏しいため、
放置されやすいのが問題です。
24時間血圧測定や家庭血圧を活用しながら、
体の内側から整える視点も大切です。
気になる方は、
一人で抱え込まずご相談ください🌿
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
