「しっかり寝ても疲れが抜けない」
「常に体がだるい」
「やる気が出ない」
このような 疲労感(慢性的なだるさ) に悩まれている方は少なくありません。
検査では異常が見つからないことも多く、
「年齢のせいかな…」と感じながら過ごされている方も多い印象です。
西洋医学では
・自律神経の乱れ
・睡眠の質の低下
・栄養不足
・ストレス
などが関係すると考えられています。
東洋医学では疲労感を
“エネルギーや巡りの低下” として捉えます。
今回は原因タイプ別に
🌿 養生
🍽 食養生
💊 よく用いる漢方薬
を整理してみます。
疲労感の主なタイプ
① エネルギー不足型(気虚タイプ)
特徴
・すぐ疲れる
・だるさが続く
・息切れ
・食後に眠くなる
東洋医学的な考え方
体のエネルギー(気)が不足すると
体を動かす力や回復力が低下する と考えます。
🌿 養生
・無理をしない
・こまめに休憩をとる
・睡眠時間を確保する
🍽 食養生
・山芋
・かぼちゃ
・鶏肉
・なつめ
・米
💊 よく用いる漢方
・補中益気湯
・六君子湯
・人参養栄湯
② 血の不足型(血虚タイプ)
特徴
・疲れやすい
・めまい
・顔色が悪い
・眠りが浅い
東洋医学的な考え方
血は体を養い、
筋肉や脳に栄養を届ける役割 があると考えます。
不足すると疲労感が出やすくなります。
🌿 養生
・睡眠をしっかりとる
・目の使いすぎを避ける
・過度なダイエットを控える
🍽 食養生
・レバー
・ほうれん草
・黒ごま
・なつめ
・クコの実
💊 よく用いる漢方
・四物湯
・当帰芍薬散
・帰脾湯
③ ストレス型(肝気鬱結タイプ)
特徴
・気分の波がある
・イライラ
・疲れているのに休めない
・ため息が多い
東洋医学的な考え方
ストレスにより
気の巡りが悪くなり、回復力が低下する
と考えます。
🌿 養生
・深呼吸
・軽い運動
・リラックス時間を作る
🍽 食養生
・柑橘類(少量)
・セロリ
・春菊
・三つ葉
💊 よく用いる漢方
・加味逍遙散
・四逆散
・柴胡加竜骨牡蛎湯
④ 水分停滞型(水滞タイプ)
特徴
・体が重い
・むくみ
・頭がぼーっとする
・雨の日にだるい
東洋医学的な考え方
体内の余分な水分が
体の巡りを妨げ、重だるさを生む と考えます。
🌿 養生
・冷たい飲み物を控える
・甘い物を減らす
・軽く汗をかく
🍽 食養生
・はとむぎ
・小豆
・とうもろこし
・大根
💊 よく用いる漢方
・五苓散
・苓桂朮甘湯
・半夏白朮天麻湯
🌿 漢方的な大切な考え方
疲労感は
・エネルギー不足
・血の不足
・ストレス
・水分代謝
など、さまざまな体の状態が関係しています。
また
・睡眠不足
・食事の偏り
・過労
なども疲労感を長引かせる原因になります。
疲労感は
体からの
“少し休んで整えてください”というサイン
かもしれません。
体質に合わせて整えることで、
疲れにくくなる方も多くおられます。
気になる方は
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