「何度も膀胱炎を繰り返す」「検査では大きな異常がないのに再発する」
——このようなご相談は、漢方相談の現場でも非常に多く聞かれます。
膀胱炎は原因が一つとは限らず、体質・生活習慣・冷え・ストレスなどが重なって起こることが少なくありません。
ここでは、原因別に「日常でできる養生」と「食養生」を整理します。
膀胱炎の主な原因とタイプ
① 細菌感染がきっかけの膀胱炎
一般的な見解
多くは腸内細菌(大腸菌など)が尿道から侵入して起こります。女性に多いのは、尿道が短い構造によるものです。
養生ポイント
- 尿意を我慢しない
- 排尿後は前から後ろへ拭く
- 下半身を冷やさない
- 性交後は早めに排尿する
食養生
- こまめな水分補給(常温〜温かい飲み物)
- クランベリー、ブルーベリー
- 発酵食品(味噌、ぬか漬け)
※甘い飲料・アルコールは控えめに
② 冷えが関与する膀胱炎(冷えタイプ)
一般的な見解
下腹部・腰・足元の冷えにより、膀胱周囲の血流が低下し、防御力が落ちやすくなります。
養生ポイント
- 腹巻き・レッグウォーマーの活用
- シャワーだけでなく湯船に浸かる
- 夏でも冷房対策を行う
食養生
- 生姜、ねぎ、にら、かぼちゃ
- 温かいスープ・煮物
- 冷たい飲食、生野菜の摂りすぎに注意
③ ストレス・疲労が関与する膀胱炎
一般的な見解
自律神経の乱れや疲労蓄積により、免疫バランスが崩れ、再発しやすくなると考えられています。
養生ポイント
- 睡眠時間の確保
- 忙しい時ほど「休む時間」を意識する
- 深呼吸や軽いストレッチ
食養生
- ビタミンB群(豚肉、玄米)
- マグネシウム(海藻、豆類)
- カフェインの摂りすぎを避ける
④ 水分代謝の乱れタイプ(尿が少ない・濃い)
一般的な見解
水分摂取不足や汗のかきすぎで尿量が減ると、細菌が排出されにくくなります。
養生ポイント
- のどが渇く前に少量ずつ水分補給
- トイレ回数を意識的に増やす
食養生
- 大根、冬瓜、きゅうり(冷えやすい方は加熱)
- 小豆、はとむぎ
- 塩分・濃い味付けを控える
まとめ|「治す」より「整える」視点を
確実な事実
- 膀胱炎は再発しやすく、生活習慣の影響を受けやすい
一般的な見解
- 冷え・ストレス・水分バランスの乱れが再発要因になる
個人的な推測
- 体質に合わない食事や無理な生活が続くほど、再発頻度は高くなる可能性があります
繰り返す膀胱炎では、
「菌を退治する」だけでなく、「なぜ起こりやすい状態なのか」を見直すことが大切です。
養生や食事を整えることで、再発しにくい体づくりにつながります。
夜久薬局では、
体質・生活習慣を踏まえた漢方相談を行っています。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
