「検査では異常がないと言われたのに、
お腹の不調がずっと続いている…」
・緊張するとお腹が痛くなる
・下痢と便秘を繰り返す
・外出前や人前で症状が強くなる
このようなお悩みは、過敏性腸症候群(IBS)の方によくみられます。
過敏性腸症候群は、腸そのものの病気というよりも、腸の“働きのバランス”が乱れている状態と考えられています。
そのため、生活の整え方(=養生)や食事(=食養生)がとても大切になります。
過敏性腸症候群とは?
一般的な見解
過敏性腸症候群は、内視鏡や検査では異常が見つからないにもかかわらず、
腹痛・下痢・便秘・お腹の張りなどが慢性的に続く状態を指します。
特に
・ストレス
・自律神経の乱れ
・生活リズムの乱れ
が深く関係していると考えられています。
過敏性腸症候群の主なタイプと原因
① 下痢型(IBS-D)
特徴
・緊張や不安で急に下痢になる
・朝や外出前に症状が出やすい
背景にある考え方(一般的な見解)
・自律神経が過剰に興奮し、腸が動きすぎている状態
養生のポイント
・朝は慌てず、時間に余裕をもつ
・深呼吸や腹式呼吸を習慣に
・冷房・冷たい飲食物を避ける
食養生
・温かい汁物、スープ
・白ごはん、お粥
・かぼちゃ、にんじん、山芋
控えたいもの
・冷たい飲み物
・コーヒー、アルコール
・香辛料の強い食事
② 便秘型(IBS-C)
特徴
・お腹が張る
・便が出にくい
・スッキリしない感じが続く
背景にある考え方(一般的な見解)
・腸の動きが低下し、水分代謝も滞りがち
養生のポイント
・朝起きたらコップ1杯の白湯
・同じ時間にトイレに座る習慣
・軽い散歩や体操
食養生
・海藻類(わかめ、ひじき)
・ごぼう、さつまいも
・発酵食品(味噌、ぬか漬け)
注意点
「食物繊維をとれば良い」と無理に増やしすぎると、
かえって張りや痛みが悪化することもあります。
③ 混合型(下痢と便秘を繰り返す)
特徴
・体調やストレスで症状が変わる
・お腹の調子が読めない
背景にある考え方(一般的な見解)
・自律神経の切り替えがうまくいっていない状態
養生のポイント
・睡眠リズムを整える
・スマホ・考えごとは寝る前に控える
・「頑張りすぎない」意識
食養生
・消化の良い和食中心
・よく噛んで食べる
・食事量を腹八分目に
漢方的にみた過敏性腸症候群の考え方(参考)
一般的な漢方の視点
漢方では、過敏性腸症候群は
・気(エネルギー)の巡り
・自律神経のアンバランス
・胃腸の弱り
が重なって起こると考えます。
体質によって必要な考え方・対処は異なるため、
「同じ症状でも人によって合う方法が違う」のが特徴です。
最後に
過敏性腸症候群は、
「気のせい」でも
「我慢すればいいもの」でもありません。
体からの
「少し休んで」
「整えて」
というサイン
と捉えてみてください。
養生や食事を少しずつ見直すことで、
腸も心も、ゆっくり落ち着いていく方は少なくありません。
「自分はどのタイプなのか分からない」
「食事を変えても改善しない」
そのような場合は、体質を丁寧にみて整えていく方法もあります。
無理をせず、ぜひ一度ご相談ください。
夜久薬局では、体質・生活習慣を踏まえた漢方相談を行っています。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
