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関節痛・腰痛・膝痛の方へ~原因別に考える「養生」と「食養生」~

「朝、関節がこわばる」「腰が重くて動き出しがつらい」「階段の上り下りで膝が痛む」
——年齢や使い過ぎのせいだと思われがちな関節痛・腰痛・膝痛ですが、実は体質・冷え・炎症・栄養状態など、いくつかの要因が重なって起こることが少なくありません。

ここでは、日常で取り入れやすい**原因別の養生(生活の整え方)食養生(食事の工夫)**を、やさしく整理します。


① 冷え・血行不良タイプ

特徴

  • 天候や冷房で痛みが強くなる
  • 温めると楽になる
  • 朝の動き始めがつらい

養生のポイント

  • 首・腰・膝を冷やさない(腹巻・レッグウォーマー)
  • 入浴はシャワーで済まさず、湯船に浸かる
  • 長時間同じ姿勢を避け、こまめに動く

食養生のポイント

  • 体を温める食材を意識
    • 生姜、ねぎ、にんにく、玉ねぎ
    • 味噌汁、スープ、煮込み料理
  • 冷たい飲食(氷入り飲料・生野菜のとりすぎ)は控えめに

② 使い過ぎ・負担蓄積タイプ

特徴

  • 立ち仕事・歩き過ぎ・運動後に悪化
  • 夕方以降に痛みが強い
  • 休むと少し楽になる

養生のポイント

  • 「頑張り過ぎない」動き方を意識
  • 痛む日は無理せず休む
  • クッション性のある靴・正しい姿勢を意識

食養生のポイント

  • 筋肉・関節の回復を助ける栄養
    • たんぱく質:魚、豆腐、卵
    • ビタミンB群:豚肉、納豆
  • 甘い物・脂っこい食事のとりすぎは控える

③ 炎症・熱こもりタイプ

特徴

  • 腫れ・熱感・赤みが出やすい
  • 夜間にズキズキ痛む
  • 触ると熱っぽい

養生のポイント

  • 痛みが強い時は無理に温めない
  • 睡眠をしっかり確保する
  • アルコール・夜更かしを控える

食養生のポイント

  • 炎症を助けにくい食事
    • 青魚(さば・いわし)
    • 緑黄色野菜(小松菜・ブロッコリー)
  • 揚げ物・辛い物・過度な飲酒は控えめに

④ 加齢・潤い不足タイプ

特徴

  • 慢性的に関節がきしむ
  • 乾燥・疲れやすさを伴う
  • 年齢とともに悪化してきた

養生のポイント

  • 睡眠と休養を最優先
  • 無理な運動より、軽い体操やストレッチ
  • 体を酷使しない生活リズム

食養生のポイント

  • 潤いを補う食材
    • 黒ごま、くるみ
    • 山芋、白きくらげ
  • よく噛んで、消化に負担をかけない食事を

まとめ

関節痛・腰痛・膝痛は、「年齢のせい」「使い過ぎだから仕方ない」と我慢してしまいがちですが、
冷え・負担・炎症・栄養状態を見直すことで、日々のつらさが和らぐことも少なくありません。

まずは

  • 冷やさない
  • 無理をしない
  • 食事を少し整える

この3つから、できるところだけ始めてみてください。

「自分はどのタイプかわからない」「いろいろ試しても変わらない」
そんな時は、体質を丁寧にみる視点が役立つこともあります。
一人で抱え込まず、気軽にご相談くださいね。

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体質・生活習慣を踏まえた漢方相談を行っています。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也

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