「雨が降る前になると頭が痛くなる」
「台風が近づくと頭痛やめまいが出る」
「天気予報より先に体調で雨が分かる」
このような 雨天時の頭痛(気象病) に悩まれている方は少なくありません。
特に梅雨や台風の時期になると、
・頭痛
・めまい
・吐き気
・倦怠感
などが現れやすくなります。
西洋医学では
・気圧変化
・自律神経の乱れ
・内耳の過敏性
などが関係すると考えられています。
東洋医学では、
「水分代謝の乱れ」や「気血の巡りの悪化」
が関係していると考えます。
今回は原因タイプ別に
🌿 養生
🍽 食養生
💊 よく用いる漢方薬
を整理してみます。
雨天時の頭痛の主なタイプ
① 湿邪型(水滞タイプ)
特徴
・雨の日に悪化
・頭が重い
・めまいを伴う
・むくみやすい
・吐き気がある
東洋医学的な考え方
東洋医学では
「湿邪(しつじゃ)」
という余分な水分が体内に停滞すると、
頭部の気血の巡りが悪くなり、
頭重感や頭痛が起こると考えます。
梅雨時期に最も多くみられるタイプです。
🌿 養生
・冷たい飲み物を控える
・適度に汗をかく
・除湿を心掛ける
・夜更かしを避ける
🍽 食養生
・はとむぎ
・小豆
・とうもろこし
・冬瓜
・大根
💊 よく用いる漢方
・五苓散
・苓桂朮甘湯
・半夏白朮天麻湯
② ストレス型(肝気鬱結タイプ)
特徴
・気圧変化で悪化
・イライラしやすい
・首肩こりを伴う
・生理前に悪化しやすい
東洋医学的な考え方
ストレスにより
気の巡りが悪くなると頭部の血流も滞りやすくなる
と考えます。
🌿 養生
・深呼吸
・軽いウォーキング
・首肩のストレッチ
・リラックス時間を作る
🍽 食養生
・セロリ
・春菊
・三つ葉
・柑橘類(適量)
💊 よく用いる漢方
・加味逍遙散
・四逆散
・柴胡加竜骨牡蛎湯
③ 血流低下型(瘀血タイプ)
特徴
・慢性的な頭痛
・肩こりが強い
・刺すような痛み
・同じ場所が痛む
東洋医学的な考え方
東洋医学では
「不通則痛(通らざれば則ち痛む)」
という考えがあります。
血流が悪くなることで、
頭部の循環が低下し痛みが起こると考えます。
🌿 養生
・入浴で温まる
・適度な運動
・長時間同じ姿勢を避ける
🍽 食養生
・玉ねぎ
・青魚
・黒きくらげ
・生姜
💊 よく用いる漢方
・桂枝茯苓丸
・通導散
・疎経活血湯
④ エネルギー不足型(気虚タイプ)
特徴
・疲れると悪化
・だるさを伴う
・低気圧で寝込む
・疲労感が強い
東洋医学的な考え方
体のエネルギー(気)が不足すると、
気圧変化への適応力が低下する
と考えます。
🌿 養生
・十分な睡眠
・無理をしない
・規則正しい生活
🍽 食養生
・山芋
・かぼちゃ
・鶏肉
・なつめ
💊 よく用いる漢方
・補中益気湯
・六君子湯
・人参養栄湯
🌿 漢方的な大切な考え方
気象病による頭痛は
・湿邪
・ストレス
・血流低下
・体力低下
などが複雑に関係しています。
特に6月〜7月の梅雨時期は、
湿邪による頭痛やめまいの相談が非常に増える季節
です。
「雨が降るたびに頭痛薬を飲んでいる」
「天気予報を見るのが憂うつ」
という方も少なくありません。
雨天時の頭痛は
“体の水分代謝や自律神経が乱れていますよ”というサイン
かもしれません。
体質に合わせて整えることで、
気圧変化に負けにくくなる方もおられます。
こんなお悩みはありませんか?
☑ 雨の日に頭痛が出る
☑ 台風前に体調を崩す
☑ めまいや吐き気を伴う
☑ 頭痛薬が手放せない
そのような方は、
体質から見直してみるのも一つの方法です。
夜久漢方薬局では
気象病や雨天時頭痛の背景にある
・水分代謝の乱れ
・自律神経の乱れ
・ストレス
・体力低下
などを詳しくお聞きしながら、
お一人おひとりの体質に合わせた漢方薬や養生法をご提案しております。
気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
夜久漢方薬局は完全予約制となっております。ご来局の際はご予約をお願いいたします。
予約電話番号:079-677-0056 予約可能時間:9時~19時(日曜・祝祭日は休業)
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也