生理前になると
✔ イライラする
✔ 気分が落ち込む
✔ 胸が張る
✔ むくみや頭痛が出る
このような症状に悩まれている方は少なくありません。
PMS(月経前症候群)は、単なるホルモンの問題だけではなく、
体質や生活習慣、ストレスの影響が重なって起こることが多いと考えられます。
今回は、**原因別に「養生」と「食養生」**を整理してみます。
① イライラ・怒りっぽいタイプ(気滞タイプ)
特徴
・生理前にイライラ
・胸や脇が張る
・ため息が多い
・ストレスが強いと悪化
東洋医学的な考え方
「気」の巡りが滞っている状態。
特にストレスの影響を受けやすいタイプです。
養生
・頑張りすぎない
・軽い運動やストレッチ
・深呼吸を意識する
・夜更かしを控える
食養生
・香りのある食材(しそ、柑橘、三つ葉)
・温かいハーブティー
・カフェインは控えめに
② むくみ・眠気が強いタイプ(水滞タイプ)
特徴
・顔や手足がむくむ
・体が重だるい
・眠気が強い
・甘い物がやめられない
東洋医学的な考え方
体に余分な「水」が溜まりやすい状態。
養生
・体を冷やさない
・湯船にゆっくり浸かる
・甘い物・乳製品を控える
食養生
・小豆、はとむぎ
・生姜入りの味噌汁
・根菜類
③ 冷え・腹痛が強いタイプ(血虚・瘀血タイプ)
特徴
・下腹部痛
・経血に塊がある
・冷え性
・顔色が青白い
東洋医学的な考え方
「血」が不足、あるいは巡りが悪い状態。
養生
・下腹部を温める
・冷たい飲食物を避ける
・無理なダイエットをしない
食養生
・黒ごま
・なつめ
・ほうれん草
・鶏肉やレバー
④ 気分の落ち込みが強いタイプ(気血両虚タイプ)
特徴
・やる気が出ない
・涙もろい
・疲れやすい
・食欲不振
東洋医学的な考え方
「気」と「血」が不足し、心身が弱っている状態。
養生
・予定を詰めすぎない
・睡眠を最優先
・朝は温かい食事から
食養生
・かぼちゃ
・山芋
・卵
・味噌汁
最後に
PMSは、
「我慢するもの」でも
「気のせい」でもありません。
体からの
「少し整えてほしい」
というサインかもしれません。
養生や食事を少しずつ見直すことで、
体も心も、ゆっくり安定していく方は少なくありません。
「自分はどのタイプか分からない」
「毎月つらい」
そのような場合は、体質を丁寧にみて整えていく方法もあります。
無理をせず、ぜひ一度ご相談ください。
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夜久漢方薬局・夜久鍼灸院 院長 夜久公也
